2015年2月22日日曜日

鉄拳7 細かいシステムの変更点(相打ち時のカウンター効果について)

こんにちはー

鉄拳7稼動前にいくつかの新システムについて当ブログで考察しました。

2/8 鉄拳7新システム考察(パワークラッシュ)
2/10 鉄拳7新システム考察(きりもみやられ)※スクリュー
2/12 鉄拳7新システム考察(レイジアーツ)

上記3つのシステムは、鉄拳7の醍醐味でもある三大新システムだと思いますが、
今回解説するのは、その三大新システムの他に細かい変更があった「システム変更点」になります。

自分が気づいているものは当ブログで全て紹介しようと思いますが、
量があるので、その中の一つである「カウンター効果が付いている技が相手の技と相打ちになった時の状態の変更」、について書きます。

※内容は初心者、初級者の方には少し難しいかもしれませんので、読み飛ばしてもオッケーです。
初心者向けの記事は随時更新していきます。



鉄拳の固有技には、ノーマルヒットとカウンターヒットで相手に及ぼす効果が変わる技がいくつも存在します。
カウンターヒットによってダウンを奪えたり、回復不能な「腹崩れ」を誘発する等、その効果は様々でありますが大半がノーマルヒットより優れた効果を発揮します。

私の使用している身近なキャラクターで言えば、
「フェン」の撲面掌(4LP)や、「クラウディオ」のディスターブフィスト(3RP)、「レオ」の伏虎(2LP)等がそれに該当します。

例えば「フェン」の撲面掌の性能に注目してみましょう。
※性能は鉄拳タッグ2のものを参照。

ノーマルヒット相手に20程度のダメージ+極僅かに有利な状況
カウンターヒット相手に25程度のダメージ+受身不可の吹き飛ばしダウンを誘発、更に追い討ちを決めれる

・・・と、同じ技でありながらもその性能は段違いのモノとなっております。

カウンターヒットするとリターンが大きいのは解ったけど、今までと何が変わったの?
従来の鉄拳シリーズは、カウンター効果がある技が相手の技と相打ちになった時は、そのカウンター効果は発動しませんでしたが、今作の鉄拳7からは相打ち時にもカウンター効果を誘発することができます。

これがどう実戦に影響があるのかと言うと、例えば上記の撲面掌が相手のジャブと相打ちになった際にも、受身不可の吹き飛ばしを誘発させ、追い討ちまでしっかりと決めれます。
※勿論、相打ちであるので相手の技にもカウンター効果があった場合にはしっかりその効果を受けてしまいます。

鉄拳は不思議と相打ちの現象がよく見られるので、カウンター効果が優秀な技を多く持つキャラクターはこのシステム変更の恩恵を存分に受けているという事になります。

顕著な例が「スティーブ・フォックス」で、置き技としてよく使うクイックフック~フリッカー構え(4LP4)や、相手の暴れを潰すクレッシェンドフック(3RP)が、カウンターヒットの時に絶大な効果を発揮するのでシステム変更に伴うキャラクター相対強化となりました。

「フェン」の撲面掌も、完全に五分の状態から相手のジャブと相打ちになった時にも、ジャブと同じ発生フレームであるのにも関わらず得れるリターンに大きく差があるので、
「撲面掌の発生が1フレーム早くなった」と私は表現しています。
※実際には早くなっていません、捉え方として。

これにより、カウンターヒット時の効果が優秀なキャラは立ち回りにも影響が出てくると思います。
細かい変更点ではありますが、鉄拳7のシステムに順応する為にも覚えておいて損はありません。