2015年3月9日月曜日

鉄拳7 初心者必見 ダウン状態から上手く立ち上がる3つのコツ

ご存知の通り、今作鉄拳7は初心者の方にも対戦を気軽に楽しめる様な配慮が随所に見受けられます。

今までの鉄拳シリーズをプレイした事がある初心者の方に感想を聞くと、「一度ダウンを奪われると畳み込まれる様にあっという間にKOされてしまう」ですとか、「起き上がり方が解らない」といった感想を聞く事が多かったです。

単純にボタンを連打して受け身を取っては、起き攻めに二択をかけられ…
相手から離れようと後転してみれば空中判定で拾われてしまい、再度空中コンボを決められてしまう…

といった、ダウン状態から更にダメージを取られてしまう、といった悩みが多い様です。



個人的にも今までの鉄拳シリーズは、上記の様に受け身周りのシステムが初心者にとって易しく無い仕様と思っていました。
ですが、今作ではそういった「ダウンから立ち状態に戻して仕切り直すまで」のプロセスに、初心者にとって嬉しい変更点があるので紹介します。

最後にも説明しますが、最初に一つだけ忠告しておくので、これだけは絶対に守って下さい。

ダウン状態にされてしまったからといって、無闇やたらにボタンを押して受け身を取らない事。

反射的に受け身を取っていると、相手にとって起き攻めのチャンスを与えているようなものです。

何も押さず、寝っぱなしの状態から下記のテクニックを取り入れてみて下さい。


後転(ダウン中4入れ)を取り入れる。

初心者殺しの一つだった、「後転中に相手の技がヒットすると、空中判定となり再度空中コンボを決められる」といったループがなくなりました。
後ずさりする様なモーションで姿勢を起こし、空中判定のフレームが存在しません。
勿論、前ダッシュなどから中・下の二択を迫られる事はありますが、とりあえずはこれで安全に起き上がることができます。


スプリングキック(ダウン中WK)を取り入れる。  

ダウン中前作までは(後転のし始めにWK)という初心者にとっつき難いコマンドでしたが、今作では単純に(ダウン中にWK)を入力するだけで繰り出すことが出来ます。

前作までのスプリングキックと比べて、発生フレームが非常に早くなり、相手の起き攻めに潰されにくくなりました。
こちらが受け身を取る前提で近づいてくる相手に対してや、寝っぱなしを見せてから奇襲に使うのが非常に有効です。

またガードされてしまうとワンツーパンチ(LPRP)程度の反撃を受けることがありますが、ヒットすれば形勢逆転、こちら側が起き攻めを出来るターンとなります。





ダウン状態になってしまった!
でも焦らない!!
ここはすぐに受け身を取らずに・・・










スプリングキック(ダウン中WK)を入力!












起き攻めを狙う相手にヒット!!
この後はこちら側が起き攻めする立場だ!










牽制キック(ダウン中2RK)を取り入れる。

こちらも前作までの性能に大きな変更がありました。
従来の性能は「ヒットでも大幅に不利」な状況で、残り体力がミリしか残っていない上で起き攻めを狙う相手に対して使っていたりしましたが、今作からヒットさせると自働で後転し完全に仕切りなおしの状況を作り出してくれます。

牽制キックの優秀な点はその「発生フレームの早さ」です。
また、空振りした際には後転に移行しませんが、上記のスプリングキックに比べるとスキが小さいのも優秀な点です。

更にダウンの体制はほぼそのままにキックを出すので、判定の高い中段攻撃などにも打ち勝つ事がしばしばあります。





先程と同じ状況。
リスクを抑えて起き上がりたいなら・・・?












牽制キック(ダウン中2RK)を狙え!
ヒットすれば自動的に後転に移行し、
仕切り直しの状態になるぞ。








☆総括
以上3つのテクニック(どれも基本的なことですが)を説明しました。
この3つを意識してもらうのを前提で、最後にもう一つ助言をしておきます。

行動に緩急をつけてください。

つまり、上記のテクニックを使用するにしても同じタイミングではなく、寝っぱなしの時間を多めに取ったり、あるいは最速で受け身を取ったりすることが重要です。

早まらせたり、遅らせたりすることによって相手は的を絞れなくなります。
3つのテクニックでも「早め」と「遅め」を意識して使えば6つのテクニックを使っている事と変わりません。

初心者の方は明日のプレイから是非意識してみて下さい。